来たる2023年10月24日に、図書館総合展の図書館とゲーム部の主催するワークショップ『ボードゲームの目録の書き手<カタロガー>がまだまだ足りないので図書館総合展でワークショップをやることにしたようです「スマホでもできるって本当ですか?」』を下記要領にて開催いたします。
アナログゲームミュージアムは本ワークショップにサポーターとして参画しています。お時間の都合のつかれます方は、是非ともご参加ください!
企画趣旨
アナログゲームミュージアムでは2022年より、ゲームマーケットサンプル品をはじめとして様々なアナログゲーム作品の受入(整理・保存)を行っており、収蔵品についてはAGMサーチにてデータを公開しています。
既にウェブ上にはBoardGameGeek (BGG)さんやボドゲーマさんとった優れたボードゲームのデータベースが存在しています。
これらのデータベースに掲載されている情報は”ゲームの作者”や”出版者”、”プレイの重さ(難易度)”などについて調べるには非常に有用ですが、統一された規則に基づいて作成されたものではないため、情報の粒度に差があるというのが現状です。
(例えば、BGGではカタンの情報は調べられますが個々の出版社から出された版についての記述はありません)
図書館や博物館で作品(資料)を適切に利活用するためには、個々の資料の”版の特徴”, ”どの版を所蔵しているか”,”どのような由来で入手した資料なのか”,”コンポーネントの状態”などの情報が記述された目録データを作成する必要があります。
そして、現状では目録作成の方法論の議論や目録作成ができる人材が不足しています。
そこで、本ワークショップでは参加者のみなさんにアナログゲームミュージアムが所蔵している資料を用いて実際にAGMサーチに登録される目録データの作成をしていただき、その体験を通じて
- AGMの活動・アナログゲーム目録作成の楽しみを知ってもらい
- 参加者の視点からアナログゲームの目録作成に必要な機能やデータ構造の妥当性を検討し
- 目録作成をすすめることで構築される[データセットの活用可能性について展望]する
ことを目的とします。
企画概要
- 開催日時:2023年10月24日 14:00~17:00
- 会場:パシフィコ横浜アネックスホール 図書館とゲーム部ブース前
- 主催:図書館とゲーム部
- 共催:アナログゲームミュージアム
- 講師:伊藤 稔 (白百合女子大学基礎教育センター非常勤講師 / アナログゲームミュージアム)
- 内容:アナログゲームの目録の必要性と概要について説明をしたのちに、実際に目録データの作成を通じてみなさんにAGMの活動と目録作成の楽しさを知ってもらうことを目的とします!
- 参加上限人数:20人
- 必要なもの:ネットワークに接続できるスマートフォンがあればOK
(ノートPC, タブレットのの場合は別途テザリングにて接続が必要となります)
筆記用具
当日のプログラム(予定)
- アナログゲーム目録の必要性、概要の説明 :5分程度
- 目録作成の手順、準備;15分程度
- 目録作成 (実作業);100分程度
- 各自が作成した目録の講師による講評と質疑応答 :50分程度
- AGMの紹介、支援募集と目録作成の重要性についてまとめ;10分程度
申込方法
こちらのURL(「こくちーず」)からお申し込みをお願いします↓
★申込先URL:https://www.kokuchpro.com/event/cebd30e35d2ec96ec73afea610ab1781/
みなさんのご参加をお待ちしております!