アナログゲーム産業年鑑から、林尚志さんのインタビューを公開します

7月13日、林尚志 (はやし・ひさし)さんの「ボムバスターズ」が、ドイツ年間ゲーム大賞 (Spiel des Jahres、以降「SDJ」) を受賞されました。SDJはボードゲームの世界最高峰の賞ともされている賞であり、受賞ゲームに赤色のコマ (ポーン) のイラストが描かれることから「赤ポーン」の愛称でも親しまれています。これまでも日本人デザイナーの作品がSDJにノミネートされることはありましたが、実際に大賞を受賞されるのは日本人、およびアジア人で初の快挙です。林さん、おめでとうございます。

我々アナログゲームミュージアムでは、昨年よりアナログゲーム業界の市場規模や動向を調査する、産業年鑑を発行しております。その中で、日本を代表するアナログゲームデザイナーの方々にインタビューをさせていただきました。その中のお一人が、今回SDJを受賞された林さんでした。

そこで、林さんのSDJ受賞を記念し、林さんに行ったインタビュー部分を無料で公開いたします。当団体の代表である草場純が聞き役となり、創作のコツや業界への展望をうかがった濃厚なインタビューです。ぜひご覧ください。

産業年鑑2024 林さんインタビュー

 

この「アナログゲーム産業年鑑2024」では、林さんを入れて、合計9名もの方々にインタビューを行っております。以下の一覧をご覧いただき、ご興味のある方がいらっしゃいましたら、ぜひ本文もお読みいただければと思います。

【インタビュイー一覧(敬称略)】

  • 朝戸一聖
  • 上杉真人
  • カナイセイジ
  • 川崎晋
  • 野村紹夫
  • 林尚志
  • 安田均
  • 米光一成
  • 渡辺範明

なお、本書は個人の方による購入ではなく、企業による購入や図書館での閲覧を想定しております。本文にご興味を持っていただいた方は、ぜひお近くの図書館への購入リクエストをしていただけますと幸いです。リクエストは図書館のカウンターやホームページで行えますが、図書館によって方法が異なります。詳しい方法は、「〇〇図書館 (お近くの図書館のお名前) リクエスト」などで検索していただけますと幸いです。その際、本書の正式名称である「アナログゲーム産業年鑑2024」やISSN (定期刊行物のため、ISBNではございません) の「2759-8209」、発行団体名の「一般社団法人アナログゲームミュージアム運営委員会」などをお伝えいただけますと、スムーズにお手続きできるかと思います。もし直接ご購入いただける方は、こちらよりご購入いただけますと幸いです。図表がカラーになっている電子版もご用意しておりますので、お好みに合わせてお求めください。

 

改めまして、林さん、SDJ受賞おめでとうございます!そして、インタビューにご協力いただき、そして公開をご快諾いただき、ありがとうございました!